水疱瘡

【研究結果】水疱瘡の予防接種に2回目が必要な訳とは?

投稿日:

子供の頃にかかる病気の一つに水疱瘡があります。

これを読んでらっしゃる方にも水疱瘡を経験された方は多いでしょう。日本では10歳までには90%の人が水疱瘡にかかると言われています。

そんなメジャーな病気である水疱瘡ですが、共働きが増えた現在ではお子さんが水疱瘡にかかってしまうと、症状が治まるまでの間は仕事にも行けず大きい負担をおうことになります。

お子さんの体はもちろんですが、経済的な事を考えると長期に渡り休まなければならない水疱瘡には何としてでもかからないようにしたいところですよね。

今回は、水疱瘡の予防接種による予防率と、2回目の接種の必要性について説明していきます。

スポンサーリンク

水疱瘡の予防接種による予防率はどれくらい?

水疱瘡の予防接種による予防効果は90%と言われています。

しかし、これは2回接種した場合によるもので1回しか接種していない場合は70%程度にとどまります。

もし、予防接種をしても水疱瘡を発症してしまった場合でも症状が軽くて済む事が多いので、是非受けておきたいですね。

平成26年度より水疱瘡の予防接種は定期接種となりましたので、1歳から3歳未満のうちにスケジュールをうまく組んで予防接種を受けておくと良いでしょう。

 

研究結果により分かった二回目の接種が必要な訳

1996年から水疱瘡を定期接種としているアメリカでの研究で1回接種した人の内の15%が水疱瘡にかかってしまうという事が分かりました。

1度予防接種を受けているので、症状は軽症で済む事がほとんどなのですが、水疱瘡の予防接種の目的が水疱瘡の流行の阻止だということを考えると、例え軽症であっても感染源と成り得るこの事態は軽視できるものではありません。

そこで、より確実に抗体を作る為に2回目の接種を始める事にしました。

日本でも定期接種が行われましたが、発症のピークとされる4歳児における流行を減らすことが重要だとされています。

日本では毎年4000人の人が水疱瘡によって入院しており、その内の20人ほどが死亡してしまっています。

妊婦さんに水疱瘡をうつしてしまうと、お腹の中の赤ちゃんにも影響が出てしまいます。こういった危険を少しでも減らすためにもより確実に抗体を作るための2回目の接種が必要なのです。

スポンサーリンク

予防接種は何歳から受けられる?

水疱瘡の予防接種は1歳から3歳未満なら定期接種ですので無料で受ける事ができます。

それ以上の年齢になると有料になってしまうので定期接種の範囲内で受けておくようにしましょう。

また、3歳以上のお子さんであっても水疱瘡のピークが4歳だという事を考えると感染してしまう事は十分に考えられます。

任意接種とはなりますが、予防接種は受けておいた方が良いでしょう、

大人の方では水疱瘡が重症化するケースがこどもに比べて大幅に多くなり、入院や肺炎、脳炎といった合併症を起こしてしまう事も有ります。

特に、妊娠する予定のある方は妊娠中に水疱瘡にかかってしまうとお腹の中の赤ちゃんにも水疱瘡がうつってしまいます。

出産間近に水疱瘡にかかってしまうと30%もの確率で死産になってしまうと言われていますので、まだ水疱瘡になっていない方は必ず受けておいてくださいね。

 

おわりに

予防接種の目的が水疱瘡の流行を阻止することだと考えると、1回だけの接種で済ませておくのは本来の目的を達成するのは難しいと分かりました。

水疱瘡がもつ感染力で、多くの人が危険にさらされることになります。

お子さんが軽症で済めば良いという考えではなく、周囲の安全を守るという意味でも水疱瘡の2回目の予防接種を受けておくことは大切なことです。

発症のピークが4歳であるのにもかかわらず定期接種は3歳までと、まだまだ不完全な内容ではありますが、とにかく定期接種になったことによって、多くの人が水疱瘡の予防接種を受ける事になったことでしょう。

これによって、水疱瘡が大幅に減ることを願いたいものですね。

 

-水疱瘡

Copyright© マル得ニュースラボ , 2018 All Rights Reserved.