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難聴の危険も!おたふく風邪の予防接種を忘れないで!

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鼻をかむ女の子

おたふく風邪は、耳の下あたりにある耳下腺と言われる部分が炎症を起こし腫れ、名前の通りおたふくのような見た目になる病気です。

通常ならば、発熱、腫れの症状は1週間程度で自然に治るので軽く見られがちなのですが、おたふく風邪に予防接種があるのには、おたふく風邪によって難聴になってしまう危険があるからなのです。

おたふく風邪の主な症状と合併症

おたふく風邪は、別名「流行性耳下腺炎」と呼ばれ強い感染力があります。その感染力の強さは麻疹、水痘に次ぐ強さで潜伏期間であっても感染します。

おたふく風邪の主な症状には以下のものがあります。

  • 耳下腺の腫れ
  • 発熱

これらの症状は、特に治療をしなくても1週間程度で治まるものなのですが、おたふく風邪が恐ろしいのは合併症が多く存在するということです。

おたふく風邪による合併症には

  • 難聴
  • 精巣炎
  • 卵巣炎
  • 急性心筋炎
  • 無菌性髄膜炎

等があります。

これは、おたふく風邪のウイルスが血液に乗って全身を駆け巡り様々な部位で炎症を起こすことで起こります。

特に、お子さんの場合後遺症として難聴を残してしまうケースが0.01%~0.5%の確率で起こります。この難聴は難治性のもので根本的な治療法が存在しません。

こういった危険からお子さんを守る為にも予防接種を受ける事をお勧めします。

おたふく風邪の予防接種の受け方と副作用

おたふく風邪の予防接種は任意接種で一歳から受けることができます。1度目の接種から2年~4年後に2回目を接種することで抗体を強めます。

おたふく風邪の予防接種に使われているワクチンは、生ワクチンで毒性をなくしたウイルスを体内に入れ増殖させることで軽くおたふく風邪に罹った状態にすることで体に抗体を作らせます。

生ワクチンを使っているので、以下の副作用が起こる可能性があります。

  • 摂取した部位の腫れ
  • 発熱
  • 耳下腺の腫れ
  • 精巣炎
  • 卵巣炎
  • 脳炎
  • 無菌性髄膜炎

脳炎や無菌性髄膜炎は怖い副作用ですが、副作用による脳炎の発症率は1%未満、無菌性髄膜炎の発症率は0.1%~0.01%で、自然におたふく風邪に罹ってしまった時の発症率1%~10%と比べるとかなり危険は抑えられます。

また、これらの症状が出たとしても予防接種の副作用として出た場合は軽症で済む事が多く、重症化することは稀です。

まとめ

おたふく風邪の予防接種を受けるべき理由をまとめてみましょう。

  • おたふく風邪は感染力が非常に強いため
  • 合併症によって難聴になってしまうことがあるため
  • 脳炎や無菌性髄膜炎と言った重症化する危険を抑えられるため

予防接種による副作用が出るのは、無菌性髄膜炎の場合接種してから16日後と長い期間を要するものもあります。予防接種を打ってから、発熱や嘔吐、不機嫌が続くなどいつもと違う様子が見られるようなら病院で診察してもらいましょう。

また、おたふく風邪の予防接種は任意接種ですので料金がかかりますが、現在定期接種化に向けて活動している団体も少なからずあります。

おたふく風邪による危険性をよく医師や家族と相談して予防接種を受けるかどうか判断してくださいね。

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