水疱瘡

自然治癒でも大丈夫?水疱瘡の治療の4つの流れとは?

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春先になると保育園などで大流行してしまうこともある水疱瘡。

およそ90%の人が10歳までには水疱瘡に感染してしまうというデータもある通り、過去に水疱瘡に罹った記憶がある人も多いでしょう。

あまりにポピュラーな病気である水疱瘡ですが、ちゃんと治療をした方が良いのでしょうか?

 

 水疱瘡の発症から完治の流れ

水疱瘡は発疹が出てから一週間程度でかさぶたとなり、感染力も治まります。

詳しく経過を見ていきますと…
・潜伏期間…最大3週間程度、この時点で感染力があります。

・体中に発疹ができる…発疹は後に水膨れとなります。水膨れが潰れてしまうと治りが遅くなったり、水疱瘡が再発してしまいます。

・カサブタ…一種間程度で発疹や水膨れはかさぶたとなり、全ての発疹がカサブタとなれば感染力がなくなりますので再び保育園などへ行くことができます。

保育園などは他の人に感染させないためにも休まなくてはなりませんが、自然に治っていってしまう病気なので、そのまま放置しておいてもいいと思うかたも多いのが現状です。

しかし、水疱瘡は発疹が顔にできれば失明、脳症などの重篤な症状が出ることもあります。それに他の人に感染させてしまい、それが免疫不全の方だと命にも関わることになります。

自身を守るためにも、他の人を守るためにも早期に治療を開始することが大切です。

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水疱瘡で行われる4つの処置

1. 感染力を早く抑える

水疱瘡において危険なのはやはりその感染力の強さだと言えるでしょう。空気感染もしますので同じ空間にいる人ならばほぼ感染してしまいますので、まずは感染力を少しでも早く抑える為に発疹などを早く治すための薬が処方されます。

水疱瘡は、「水痘・帯状疱疹ウイルス」というウイルスが原因となっており、これはヘルペスと同じ種類のウイルスです。

そのため、処方される薬は抗ヘルペスウイルス薬である
・アシクロビル
・塩酸バラシクロビル
といったものが処方されます。

 

2. 痒みを抑える

水疱瘡で悩まされる症状に痒みがあります。お子さんだと、我慢できなくて水膨れなどを掻き毟ってしまい症状が悪化することもあります。

この痒みを抑える為に
・カチリ
が処方されることがあます。

カチリは塗った後に白く固まる性質があるので、発疹の一つ一つに丁寧に塗っていきます。この時ウイルスを指に浸けないようにするために綿棒などを用いるとよいでしょう。

1日に2~3回塗りますが、前に塗ったものは剥がしてしまうと水膨れを潰してしまうことがありますので、重ね塗りしていきます。

 

3. 熱を下げる

水疱瘡では37度~38度台の熱が出ることがありますので解熱剤が処方されます。

お子さんの場合だと、市販されている解熱剤でアスピリン系のものを使用すると脳症などを起こすことがありますので、必ず医師から処方された解熱剤を使うようにしてください。
4. 予防接種を受ける

水疱瘡の予防接種は水疱瘡に感染して3日以内であれば完全に予防する効果があると知られています。

感染してから3日以内という事は体に症状が出ていない潜伏期間ということになり、一見分かりづらそうですが、保育園などで水疱瘡による発疹が出た子がいればほぼ自身にも感染していると思われますので、ある程度の予想はできます。

また、予防接種を受けることで症状が出たとしても軽症で済む事が多いですので、感染しているかもと思ったら予防接種を受けてみるのも良いでしょう。

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 おわりに

水疱瘡はほとんどの人が感染した記憶のある病気ですが、稀に重症化することもある病気です。

また周りの人へ感染させないためにも自然治癒を待つよりも、早期に治療を開始するのが得策と言えるでしょう。

水疱瘡で院へ行くときは、必ず水疱瘡かもしれないということを病院に伝えておきましょう。他の患者さんへ感染させないようにする為のマナーとして必ず覚えておいてくださいね。

なお、水疱瘡の予防接種は平成26年度より定期接種となりました。小さいお子さんがいる親御さんは、一歳から受ける事ができますので受けさせるようにしてくださいね。

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