歯ぎしり

歯ぎしりと肩こりの関係!胸鎖乳突筋と僧帽筋で繋がる?

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歯ぎしりは歯や歯茎、顎の筋肉や関節などといった顔の周辺はもちろんのこと、それ以外の体の部位、肩こりや首のコリに影響を与えることがあります。

長年続いている慢性的な肩こりに悩まされている方、もしかしたら歯ぎしりが緩和すれば肩こりも改善するかもしれません。

歯ぎしりによる痛みはなぜ起こるのか?

上と下の歯がかみ合っている時間は1日20分程度です。

正常では、飲食の時や会話時を除くと、上下の唇は閉じていても、上下の歯は接触しておらず、上の前歯と下の前歯の間は1~3mmの隙間があいているのが普通です。

しかし歯ぎしりをする人の場合、就寝中あるいは覚醒時に、無意識のうちに、上の歯と下の歯を接触させています。

歯ぎしりをする場合は、正常より歯と歯の接触が長時間になり、その分、歯自体をはじめとして、歯茎、あごの筋肉や関節などに負担がかかり、影響が及ぶのです。

また、就寝中と覚醒時の歯ぎしりを比べると、圧倒的に就寝中の方が大きな力がかかっています。

その理由は、覚醒している時は、「これ以上力を入れて噛むと有害」という力以上で噛まないように、奥歯にかかる力を制限するシステムが機能しており、最大で本人の体重程度の力しか入らないようにフィードバックシステムが働いています。

しかし、寝ている間の歯ぎしりでは、このシステムが機能していません。そのため、歯が壊れてしまうくらいの大きな力でかみしめていることもあるのです。

この大きすぎる力が、肩こりを含めた、さまざまな不快症状の原因です。

歯ぎしりと肩こりは関係しているのか!?

歯ぎしりにより、頭痛や肩こりが生ずることがあります。

まずは、頭痛を引き起こす場合について説明します。歯ぎしりが原因だった場合の頭痛には、咀しゃく、つまり噛むことに関係する筋肉のうちのひとつである、側頭筋が関与しています。

この筋肉は、文字通り左右の側頭部を覆っている筋肉です。歯ぎしりによる頭痛はこの筋肉が過度に緊張を起こしていることによって生じていると考えられます。

肩こりについては、首や肩に付着している筋肉が、咀しゃく筋と連動して働き、影響を受けやすいため、歯ぎしりによりこれらの筋が痛んだり凝り固まってしまったりすることで起こる痛みです。

肩こりや首のコリに関わる可能性がある筋肉は、胸鎖乳突筋と僧帽筋です。胸鎖乳突筋は、耳の後ろから鎖骨にかけて走る筋肉で、僧帽筋は、後頭部の下あたりから肩甲骨と鎖骨にかけてを覆う筋肉です。

これらの筋肉は、咀嚼筋と連動して働くため、歯ぎしりの影響を受けやすいです。

おわりに

歯ぎしりと肩こりが必ずしも関わっているとは言えませんが、長年手の打ちようがなく、もう治らないものだとあきらめていた肩こりのある人で、歯ぎしりの治療もしていない場合は、まずは歯ぎしりの治療をしてみてください。

もしかしたら、運よく「肩こりも改善していた」なんてことが起こるかもしれませんよ。

 

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