産後

産後の下腹部痛が起こる5つの理由と2つの改善方法とは?

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出産という大仕事を終え、軽くなったお腹がなんだか嬉しいような寂しいような不思議な気持ちになることでしょう。

赤ちゃんを産むということは、お母さんが思っているよりもはるかに母体に負担をかける大変なことなのです。そのため、産後の女性の体には様々なトラブルが起こりやすくなります。

産後の下腹部痛はその最たるもので、産後のすべての人が経験します。

なぜ産後は下腹部痛が起きるのか、その原因と、改善方法について解説します。

産後の下腹部痛の原因

後陣痛

分娩時に胎盤を排出するために起こるのが「後陣痛」です。

分娩直後は横になって休もうとしても眠れない程強い痛みがありますが、産後2週間ほどかけて徐々に痛みが和らいでいきます。悪露が落ち着くよりも先に、まったく痛みを感じなくなるでしょう。

妊娠中に胃のすぐ下まで大きくなった子宮が元の卵くらいの大きさに戻るために収縮を起こすために痛むもので、産後誰にでも起こる正常な痛みですので心配はいりません。

靭帯が縮む痛み

子宮や骨盤を支えている靭帯が、産後に元に戻ろうとして痛みが起きます。

刺さるような鋭い痛みが特徴で、瞬間的に起きてすぐに収まったりします。子宮が小さくなり、骨盤が元の位置に戻れば自然となくなる痛みです。

便秘

産後はホルモンバランスの乱れや、授乳による水分不足・血行不良から便秘になりやすくなります。産後の女性の大半が経験し、ひどいときは痔を引き起こしてしまいます。

育児の忙しさから生活リズムが崩れることもその要因となります。

感染症

出産の際の出血や産後の悪露を介して、感染症にかかってしまうことがあります。多くの場合は「産褥熱」という発熱を伴います。

産後一ヶ月以内に起こることが多く、重篤な状態になるとショック状態を起こすこともあるため、産後は特に体を清潔に保ったり、入浴はシャワー浴で短時間に済ませるなど、注意が必要です。

痛みがないまま微熱から始まることもあるため、体温の変化にも気を配るようにしましょう。

子宮や卵巣などの病気

後陣痛かと思って下腹部痛を放っておいていたら一向に良くならず、病院を受診したところ、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの病気だったということも珍しくありません。

これらの子宮や卵巣などの病気の多くは、放っておくと今後妊娠しにくくなってしまうことが多く、早めの受診が必要になります。

産後の下腹部痛の改善方法

子宮の回復を早める

授乳をするなど赤ちゃんの育児をすることで「オキシトシン」というホルモンが分泌され、そのことにより子宮が収縮します。産後の下腹部痛を改善する最善の方法は、「産後早いうちに子宮収縮を起こす」ことです。

便秘を予防する

水分をこまめにとったり、食物繊維を多く含む食品を積極的にとりましょう。あわせて、朝起きた時に冷たい水を一杯飲むなども効果的です。

おわりに

産後の下腹部痛は、自然な子宮収縮により起こる正常なものから、感染症や病気などの異常が隠れているものまで、様々な理由により起こります。

産後の体はゆっくりと時間をかけて回復していきます。産後すぐは体調も万全でなく、問題が起こりやすい時期のため、体をきちんと休めることにつとめましょう。

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