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子供の肺炎で気を付けることとは?咳が続いたら要注意!

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寝込む女の子

肺炎というと、現在でも日本人の死因の第4位とかなり上位に位置する病気です。

子供が肺炎になってしまったら…と怖くなってしまいますよね。

しかし、肺炎で亡くなっている方の96.5%は65歳以上の高齢の方で、厚生労働省が2014年に発表したデータでは、乳児が肺炎で亡くなってしまうのは全体の3%くらいです。

これは、現在では肺炎に有効な抗生剤が開発されたからです。

そして、日本の衛生環境や栄養状態が良くなってきたことで肺炎にかかっても重症化することが少なくなってきたのも肺炎による乳児の死亡率が減った要因の一つです。

治療法が確立された肺炎ですが、肺炎になっているのに気づかずにいては助かる命も助かりません。

肺炎の症状とはどういうものかを確認しておきましょう。

肺炎の症状と種類

子供の肺炎のほとんどは、風邪をこじらせた結果ウイルスや細菌がのどから気管を通って肺にまで入り込み炎症を起こすことで肺炎になります。

一口に肺炎といっても原因となるものが3つあり、それぞれ症状が違います。

ウイルス性肺炎

症状…咳、38度前後の発熱、鼻水

主にRSウイルスが原因となり起こる肺炎です。

予防接種があるので受けておくとよいでしょう。

一見すると風邪のようで、症状も軽症で済み自然と治ることも多い肺炎です。

 

マイコプラズマ性肺炎

症状…咳、38度前後の発熱

マイコプラズマとは、ウイルスと細菌の間の性質を持つもののことで、マイコプラズマによる肺炎も比較的軽症で済むことが多い肺炎です。

 

細菌性肺炎

症状…40度前後の高熱、咳

細菌性肺炎は、主に肺炎球菌が原因で起こる肺炎で症状が最も重く注意すべき肺炎です。

細菌性肺炎では40度近い高熱が突然出ます。

症状が重い子どもだと入院も必要となりますので、必ず病院へ行きましょう。

肺炎球菌にも予防接種があるので受けておいてくださいね。

 

発展途上国における肺炎の死亡率

現在の日本では、治る病気として扱われている肺炎ですが、世界的にみると主に発展途上国においては、まだまだ肺炎は子どもの死因の第1位となっています。

日本でも1960年の段階では、乳児の死亡者のうち25%もの乳児が肺炎によって亡くなっていて、これは当時では乳児の死因の第1位でした。

その後、日本が発展していくにつれ環境が良くなり、そして肺炎に有効な抗生剤が開発されたために死因となることは少なくなりましたが、肺炎、特に細菌性肺炎が怖い病気であることは変わりません。

風邪だと思っていたら実は肺炎だったということも少なくありません。

高熱と共に咳がひどいようならできるだけ早く病院で治療を受けてくださいね。

まとめ

子どもの肺炎で気を付けたいことをまとめましょう。

  • 熱と咳が4日以上続くようなら肺炎を疑う
  • 肺炎の予防接種は必ず受けておく
  • 細菌性肺炎には特に気を付ける

子どもが肺炎になるのは、風邪をひいている時が最も多くて症状も風邪とほとんど変わらないので、熱が続くから病院へ連れて行ったら実は肺炎だったということが多々あります。

細菌性肺炎だと命にかかわることもありますので、風邪をちょっとこじらせたかなと思ったら病院で肺炎ではないか検査してくださいね。

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