歯ぎしり

うるさい歯ぎしりの音は顎の動きで3タイプに分かれる!

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突然ですが、あなたは歯ぎしりの音を聞いたことがありますか?

「歯が割れてしまうんじゃないか?」というくらいびっくりするような大きさの音がする場合もあり、「横で歯ぎしりをされると気になって眠れない!」ほど、という場合もあるようです。

歯ぎしりするとどうしてこんな音が鳴るのでしょう?

歯ぎしりの顎の動きによる音の違い

歯ぎしりは専門用語では「ブラキシズム」といいます。ブラキシズムには動かし方によって3種類に分けられます。

クレンチング

上下の歯と歯をグッと強くかみしめるタイプの歯ぎしりです。

「食いしばり」とも呼ばれます。歯をこすりあわせるのでなく、ほぼ同じ位置で食いしばるのであまり音はせず、音が鳴ったとしても小さいことが多いです。

グライディング

前後あるいは左右に歯と歯をこすり合わせるタイプの歯ぎしりです。

「ギリギリ」という音がします。3種類の中では出る音は最も大きいでしょう。周りの人にも聞こえるくらい大きな音をさせる人もいます。皆さんがイメージするいわゆる“歯ぎしり”といえばこの動きでしょう。

タッピング:カチカチ鳴らすタイプの歯ぎしりです。寒い日に歯をカタカタ鳴らすようなイメージですが、これを行う人は少ないようです。

歯ぎしりで睡眠時か覚醒時かによる音の違い

歯ぎしりには、起きている時にする歯ぎしりと、睡眠中にする歯ぎしりとがあります。

特に大きな音がするのは、睡眠中の歯ぎしりです。

その理由は、起きている時の歯ぎしりの場合、力いっぱい噛みすぎて歯が割れてしまわないように、奥歯にかかる力を制限するシステムが働いており、どんなに強くかみしめても、最大でその人の体重程度の力しかかかりません。

そのためグッとかみしめてもそんなに大きな音はしません。

しかし、寝ている間は無意識で、このシステムが機能せず、どんなに強い力で噛みしめたり、痛みが出そうなくらい大きく歯をこすりあわせたとしても、何も制御するものがないので、歯が壊れてしまうほどの信じられないほど大きな力がかかっていることもあるのです。

そのため、「ゴリゴリ」といった、びっくりするような音が鳴ることがあるのです。

長期的にみると、歯に力がかかり続けることで歯周病のリスクを高めたり、歯がぐらぐらすることがあります。

また強い力により歯が欠けたり、歯がすり減ることで歯を守るエナメル質が薄くなり、歯がしみやすくなる、いわゆる知覚過敏の原因にもなります。

また、強い力がかかることによってせっかく入れた銀歯やインプラントなどが壊れてだめになってしまうこともあります。

歯への影響だけでなく、顎に負担がかかり、口が開けにくくなる顎関節症の原因にもなります。

おわりに

歯ぎしり自体を止めることは今のところ難しいのですが、歯ぎしりの音は歯科でマウスピースを作ってもらい、睡眠時にそれを使うことによって緩和することが多いです。

音の防止だけでなく、自分の歯を守るためにも、歯ぎしりを指摘されたら早めに歯科にかかりましょう。

 

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