歯ぎしり

歯ぎしりでエラが張る正体は咬筋?張ったエラを戻すには?

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あなたは歯ぎしりをしますか?

それによって何か不快な症状はありますか?

歯ぎしりによってもたらされる影響には、あごの周りの筋肉や顎関節の痛み、歯周病の進行促進、歯の擦り減り、肩こりや頭痛・・・と数々あります。

症状としてはっきり出るわけではないので一般にはあまり言われませんが、歯ぎしりによりエラが発達する可能性があります。

歯ぎしりでエラが張った顔になる?!

エラとは、顎の両横の端の部分で、耳の下あたりにある角ばった顎の骨のことです。ここが大きく張り出している場合、エラが張っている状態と言います。

歯ぎしりを毎日続けることで、エラが張ったホームベース型の顔になる可能性があります。

歯ぎしりは毎日の過度な筋トレ?!

歯ぎしりに関与する咀嚼筋という筋肉について説明します。

咀嚼筋は咀しゃく運動、つまり噛むことに関わる筋肉をまとめた総称で、主に、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4種類があります。

これらのうちの咬筋の場所がエラの位置に該当します。両手を頬に当ててみてください。このときテーブルに肘をつく時のような感じで、頬全体を両手で包み込むようにしてあてると分かりやすいです。

その状態で、グッと力強く歯と歯をかみしめるとポコッと膨らむ部分があると思います。この膨らんでいる筋肉が咬筋にあたります。

咬筋は、頬骨からエラの部分にかけてくっついています。主な働きは、下あごを持ち上げて口を閉じことです。口を閉じることで顎を動かし、咀しゃく運動に関与しているのです。

歯ぎしりはこの咬筋も含めた、咀嚼筋の異常な活動によって起こります。特に眠っている間の歯ぎしりは、これらの筋が異常に緊張することで起こります。

これが、起床時の顎の周りの痛みやだるさにつながるのです。毎日毎日、疲れたり痛めたりするくらい筋肉を動かしているのです。もちろん無意識にですが。

エラの正体は咬筋の張り!?

それだけでなく、目に見える変化が起こることもあります。咬筋が必要以上に過度に発達してしまい、ホームベース型の、いわゆる「エラの張った顔」に顔の輪郭が変わってしまうことです。

鏡を見て「エラが気になる、骨を削るしかないのか」という人も、もしかしたらこの筋肉が張っているのが原因かもしれません。

下あごの骨の成長は大体18歳ごろまでに終了しますので、「成人して以後にエラが気になり始めた」という人の場合は、骨ではなくこの咬筋の発達が原因の可能性があります。その周りに脂肪がつくとますますエラが張って見えます。

張ったエラは元に戻るの?

骨が原因のエラの場合、改善したければ手術で骨を削り落とすしかありませんが、筋肉が原因の場合はそれ以外に対処できる方法があります。それはマッサージです。

前述した咬筋の膨らみの部分に手を添えて、気持ちいいと感じるくらいの強さでマッサージしてみてください。続けていると、劇的にではありませんがエラの張りが緩和してくることもあります。

また、歯科でかみ合わせに応じたマウスピースを作ってもらい、それを使用しつづけることでエラの筋肉の過度な張りが緩和することもあります。

おわりに

顔の筋肉の変化は本当にすこしずつ起こります。昔の写真と今の写真をよく見比べてみると、エラが張ったかどうかが分かりやすいと思います。

硬いものを噛むためには、ある程度筋肉を鍛えるということは必要ではありますが、あまりに過度な咀嚼筋の発達は、それ以外の周りの組織を壊す力と化し、歯や歯茎や関節に悪影響を及ぼしてしまうのです。

これ以上エラの発達を阻止するためにも、歯科に行って歯ぎしりの治療をしましょう。

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