歯ぎしり

赤ちゃんはどうして歯ぎしりするの?心配はないの?

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歯ぎしりは、歯が生え揃う頃の時期の赤ちゃんでもみられることがあります。赤ちゃんの10~20%に歯ぎしりが見られることがあるといわれています。

赤ちゃんの歯ぎしりには、大人とはまったく違った意味合いがあります。赤ちゃんはどうして歯ぎしりするのでしょうか。

そもそも赤ちゃんに「歯」はあるのか!?

生まれたばかりの赤ちゃんには歯茎があるだけで歯はありません。赤ちゃんの歯が生え始めるのは、通常生後6か月頃です。初めは下の前歯から生え始めます。

その後、乳歯がすべて生えそろうのは通常2歳半から3歳くらいです。

赤ちゃんの歯のない時期から歯のある時期への劇的な変化

歯は食べものを噛むだけではなく、かみ合うことで下顎の位置を安定させる役割も果たしています。

私たちは、物を飲み込む時、上下の歯が必ず接した状態にあります。

食べ物や飲み物を飲み込むとき、下あごの位置が安定していなければうまく飲み込むことができません。

ためしに、口をあけて唾を飲み込もうとしてみてください。とても難しいことが実感できると思います。

赤ちゃんは上下の歯が生えて、かみ合うまでの時期は顎の位置が安定しません。

しかし生まれたばかりで1本も歯がない赤ちゃんも、自分の唾液や、お母さんのお乳や、ミルクを飲み込む必要があります。

赤ちゃんの顎の位置を安定させる方法

赤ちゃんはまだ歯の生えていない上下の歯茎に突き出した舌を接触させることによって顎の位置を固定しているのです。

しかし歯が生えてくると上下の歯と歯をかみ合わせることによって顎の位置が決められます。

そこで、歯ぎしりをすることによって、かみ合う位置、あごの位置を探っていると考えられています。

歯のない時期から、歯のある時期への変化によって、飲み込み方も変化していくのです。また、生えたばかりの歯を使う練習にもなっていると考えられます。

今まで使ったことのない歯をどうやって使うか、赤ちゃんなりに一生懸命試行錯誤し変化に適応しようとしているのです。

赤ちゃんが歯ぎしりをしているんだけど、大丈夫?

この時期の歯ぎしりには、歯並びが悪くなる心配も要りません。また大人のようにストレスが原因でもありませんので安心してください。

治療の必要はありません。成長のステップの一つとして、安心して見守っていてください。

ただし、歯ぎしりを始める時期は歯を使おうとなんでも噛もうとしがちです。壊れて飲み込んでしまうおそれのあるものや、とがっているものや危ないおもちゃは噛まないように注意していてください。

また、乳歯が生えそろう頃には歯ぎしりは止む場合が多いのですが、それ以降も歯ぎしりが続く場合は小児歯科医に相談した方がいいでしょう。

おわりに

小さな赤ちゃんが歯ぎしりしているのを見つけると、心配になると思いますが、大人の歯ぎしりとは違い、成長過程の一つです。

赤ちゃんも自分の体の変化に対応していくために頑張っているんだと思って暖かく見守ってあげてください。

 

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