歯ぎしり

歯ぎしりによる5つの影響!顎関節症状、歯周病、あと3つは?

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通常、唇を閉じた状態でも上と下の歯は全く接触しておらず、接触するのは1日にたった20分程と言われています。

しかし、食事や会話をしているとき以外に無自覚に上下の歯が接触していることがあります。 これを歯ぎしりと言います。

歯ぎしりをしていると、通常より歯と歯が接触している時間が長いため、負荷がかかり、歯や歯茎に影響が及びます。

歯ぎしりが及ぼす影響

歯ぎしりをすることによってどのような影響があるのでしょうか。
大きく5つに分けられます。

  1. 咀嚼筋への影響
  2. 顎関節症状
  3. 歯周病の進行
  4. 歯がかける、割れる
  5. 肩こり、頭痛

 

1.咀嚼筋の痛み

咀嚼筋とは、噛むことに関係する筋肉です。顔の「エラ」と呼ばれる場所についている筋肉が咀嚼筋のひとつである咬筋です。

寝ている間の歯ぎしりは、この筋が異常に緊張することで起こります。これが、朝起きた時に「顎が痛い」、「顎がだるい」という症状につながります。

長い間、歯ぎしりを続けていると、咬筋が過度に発達してしまい、ホームベース型の、いわゆる「エラの張った顔」に顔の輪郭が変わってしまうこともあります。

2.顎関節症状

顎関節は、左右の両耳の穴の近くの窪みにあります。

歯ぎしりの、力強い噛みしめや、前後左右への顎の不自然な動きにより、顎関節が圧迫されると、関節や、その周りの靭帯を傷つけることがあります。

そうすると、口を開けるときに痛かったり、痛みのせいで口が開かなくなったりする、「顎関節症」に繋がります。

3.歯周病の進行

歯周病は、歯を支える骨が溶かされていく病気です。

歯ぎしりをすることにより、この病気の進行が促進されることがよくあります。強い力がかかることで、歯や骨が圧迫されると、歯を支える骨が壊されていきます。

重度になると、歯が揺れ始め、さらに放置すると歯が抜けおちてしまう事もあります。

4.歯がかける、割れる

健康な歯の表面はとても硬い、エナメル質と呼ばれる物質でコーティングされ、歯を守っています。

このコーティングがあることで、私たちは硬いお煎餅をバリバリ噛み砕くことができますし、熱いものや冷たいものを噛んでも歯にしみずに済んでいます。

 

しかし、自分の体重をもはるかに超えるようなものすごい力がかかったり、または長年不自然な動きで歯をこすりあわせることが続いてしまうと、硬いエナメル質がはがれたり、欠けたり擦り減ったりしてしまいます。

そうすると、外界の刺激がダイレクトに歯の神経に伝わりやすくなるので、歯が痛んだりしみたりするのです。

5.頭痛、肩こり

歯ぎしりが頭痛や肩こりに関係していることがあるようです。

まず頭痛については、咀嚼筋のひとつである側頭筋が関与していると考えられます。側頭筋は文字通り左右の側頭部を覆う筋肉です。歯ぎしりによる頭痛はこの側頭筋が過緊張を起こしていることにより生じているのです。

また、肩こりについては、咀嚼筋以外の首や肩についている筋肉が、咀嚼筋と連動して働くため影響を受けやすいため、歯ぎしりによりこれらの筋が痛んだり凝り固まってしまうことがあります。

おわりに

一口に歯ぎしりといっても、及ぶ影響は様々です。

歯だけではなく、顔の周りのいろいろな部位に影響を及ぼします。たとえ些細なことでも、もし何かしら気になる症状がある場合は、症状が進む前に早めに受診しましょう。

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