歯ぎしり

歯ぎしりをなぜしてしまうのか?考えられる3つの理由!

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Aさんは妻に「寝ている間歯ぎしりをしている」と指摘されました。

Aさん自身は「自分が歯ぎしりをしている」という自覚はありませんでした。言われてみれば、確かに最近、起きてすぐは顎が疲れているし、歯も痛いような気がする。

起きた時に疲れが残っているようにも感じる。でも自分が歯ぎしり…なぜ?

歯ぎしりをするのはなぜ!?

自分では自覚がないのに、歯ぎしりをしていると突然言われたら、驚くと思います。別にやりたくもないのに、なぜ歯ぎしりをしてしまうのでしょうか?

考えられる理由について、大きく分けると3つあります。

  1. 大脳の興奮のため
  2. クセのため
  3. ストレスを解消するため

1.大脳が興奮するため

睡眠中に行われる歯ぎしりがどういう仕組みで引き起こされるのかというと、大脳の興奮の異常によります。大脳の指令が咀嚼筋を中心とする筋肉に伝わることで顎が動かされます。

顎が動かされることにより歯を食いしばったり、上下の歯と歯を前後左右に擦らせたりと、動きは様々ですが歯ぎしりという形で現れるのです。

この場合、睡眠中なのでいびきと同じようにもちろん自分の意志でコントロールすることはできません。

2.クセで行ってしまう歯ぎしり

起きている間にも歯ぎしりのようなものが起こっていることがあります。

今、あなたの口の中では上下の歯が触れあっていますか?

何もしていない状態の時、唇は閉じていても上下の歯と歯は接していないのが正常です。飲食や会話の時を除くと、上下の歯と歯は1日のうち合計で20分程度しか接触することはないのがふつうなのです。

にもかかわらず、常にしっかり噛みしめていたり、軽くても上下の歯が触れあったままの状態が常態化している人がいます。これをTooth Contact Habit(TCH、歯列接触癖)といいます。

弱い力での接触も、持続することで顎の筋肉や関節の疲れ、肩こりなどにつながることがあります。

こちらは、癖のようにふと気がついたときにはつい歯と歯が接触している…という癖のような状態になっていますが、自覚すれば意識的にやめることも可能です。

よく使われるのが、目のつく場所に何かしらの貼り紙をしておき、それが目に入ったら歯が接触していないか確認し出来るだけ歯と歯を接触させないようにすることを習慣化するという方法です。

長い時間テレビを見たりパソコンを操作したりしている時にしてしまうことが多いので、そういったものの近くに貼っておくとよいでしょう。

3.歯ぎしりのストレス解消のため

「歯を食いしばる」という慣用句があります。食いしばるというのは歯を強くかみ合わせるということで、「歯を食いしばる」は苦痛などをこらえること、我慢することを意味しよく使われる言葉です。

また「切歯扼腕」という故事成句があります。「切歯」は歯を食いしばること。「扼腕」は自分の腕を握りしめることです。歯を食いしばり、腕を握りしめて、甚だしく怒り、悔しがっている様子を表しています。

このように歯を強く噛みしめることはストレスに耐える様子を表す言葉としてよく使われます。

 

歯ぎしりをすることによってストレスが解消されるという研究結果があります。

ストレスにさらされることで交感神経が優位な状態になると、いわゆる「ストレスホルモン」と呼ばれるホルモンが多く分泌されます。

これらは通常量では体内の恒常性を保つのに役立っているのですが、量が多すぎると、血圧上昇、動脈硬化促進、免疫細胞弱体化などの影響を及ぼすことがあります。

しかし、歯ぎしりをすることが、これらのホルモン分泌を抑制することが分かりました。 歯ぎしりはストレスに耐えるだけでなく体の不調を抑えるのに一役買っているということです。

おわりに

歯ぎしりをするのにもさまざまな理由があることが分かりました。

顎の疲れや歯の痛みなど、歯ぎしりにより何かしらの異変を感じる場合は、それがさらなるストレスに繋がり悪循環になってしまう前に早めに病院に行きましょう。

 

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