歯ぎしり

歯ぎしりはストレスが原因説が有力だけどホントなの?

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やりたくてやっているわけではないのに、自分の意志とは関係なくやってしまうのが歯ぎしりです。

顎の関節に負担をかけてしまい顎関節症の原因になりますし、食いしばって歯に負担をかけることで歯周病を進行させてしまいます。

寝ている間の音はうるさく、自分の問題だけでなく、周りの人にも迷惑をかけてしまう可能性があります。

特に寝ている間の歯ぎしりはやめたくても意識的にやめることはできません。なぜ歯ぎしりをしてしまうのでしょう?

歯ぎしりはストレス原因説が有力

実は歯ぎしりの原因は今のところハッキリとは解明されていないのが現状です。

しかし、その中でも有力と考えられているのはストレスが原因であるという説です。歯ぎしりとストレスの関係について考えてみましょう。

ストレスが原因で歯ぎしりをしているの?

歯ぎしりの解明を行うために様々な研究がなされています。歯ぎしりは咀しゃく(噛むこと)に関与する筋肉が働くことで起きています。咬筋や側頭筋などがそれにあたります。

咬筋はちょうど「エラ」と言われる場所にあります。エラの部分に手を当てて、グッと強くかみしめると膨らむ部分があるのがわかると思います。これが咬筋です。

側頭筋は耳の上あたりからこめかみにかけての部分です。 これらの筋肉が働くことで歯ぎしりが起こっています。

歯ぎしりを起こす筋肉を観察した研究があります。この研究によると、ストレスに出くわした場合、それに反応して筋肉が働き、歯ぎしりが起こることがわかりました。

またある調査では、問診票で「日常的にストレスを強く感じている」と答えた人ほど、寝ている時に歯ぎしりをしている割合が多いという関係性がみられました。

これらの結果から、ストレスにより歯ぎしりが引き起こされているといわれています。

歯ぎしりがストレスを解消しているという説

また、歯ぎしりをすることによってストレス解消につながっているという研究結果も出ています。

この研究では、ストレスにより引き起こされることが明らかなものと、歯ぎしりとの関係を調べたものです。

胃潰瘍にかかる確率や、脳内のアドレナリン濃度、ストレスに関係するホルモンである副腎皮質ホルモンが、歯ぎしりをすることによって減少する可能性が示唆されました。

日中にため込んで発散しきれなかったストレスを、寝ている間に体が無意識のうちに発散しているのです。

そう思うと、顎関節にとっても歯にとっても「百害あって一利なし」と思っていた歯ぎしりも、ストレス発散の方法として体の役に立っているということがわかりますね。

しかし逆に相関関係が見られなかったという研究結果の報告もあり、必ずしもすべての歯ぎしりがストレスによっておこるわけではないということが示されています。

おわりに

無意識のうちにやってしまう歯ぎしり。起きている間の歯ぎしりは、「私は歯ぎしりをしない」という自己暗示でやめられることもあるようです。

しかし寝ている間の歯ぎしりについては、「マウスピースにより歯や顎関節を保護する」という方法はありますが、歯ぎしり自体を止めることは今のところ難しいようです。

なんで自分は歯ぎしりしてしまうんだ!などと悩みすぎずに、うまく付き合っていきましょう。悩むとますます歯ぎしりがひどくなってしまいますよ。

 

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