歯ぎしり

歯ぎしりの治療にボトックス注射!安全性と効果持続期間!

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歯ぎしりの治療にボトックス注射が効いたという話があります。

ボトックス注射とは、最近では小顔にする目的で主に美容整形の領域で行われる治療方法として有名です。

エラの部分にボツリヌストキシンを注入することで、筋肉の張りを減弱させ、フェイスラインをシャープにするという方法です。

歯ぎしりの治療にボトックスって何?

ボトックスは、ボツリヌストキシンを有効成分として含む骨格筋弛緩剤です。

ボツリヌストキシンとは、食中毒の原因となるボツリヌス菌が産生する毒素です。筋肉の弛緩や、鎮痛の作用などがあります。

日本では、ボトックスの使用は眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、痙性斜頸、2歳以上の小児脳性麻痺患者の下肢痙縮に伴う尖足、上肢痙縮・下肢痙縮、重度の腋窩多汗症への使用が認められています。

世界ではこの他にも様々な病気の治療に使われ、歯ぎしりに対しての使用が認可されている国もあります。

近年我が国でよく耳にするのは、美容外科での使用です。筋弛緩作用を応用して皺を伸ばしたり、エラを取って小顔にする目的ですが、日本では今のところ保険対象ではないため高額な治療費がかかります。

ボトックスの安全性は?

一般的にボツリヌストキシンは適正量であれば安全といわれています。副作用で多いのは、筋肉を緩める作用が強く出てしまうものです。

表情が作りにくくひきつったような笑顔になる場合や、注射の場所により瞼や眉毛が垂れ下がる場合がありますが、一時的なもので、薬の効き目が弱まるにつれ、消失していきます。

また、注射による痛みや傷、内出血も起こり得ますがこちらも一時的なものです。

アレルギー反応を起こすことは殆どないと言われていますが、人によっては吐き気やめまい、高熱などの症状が出る人もいますがごく稀なことです。適切な量を、適切な方法で、適切な部位に注入していれば安全性の高い薬です。

歯ぎしり→咬筋が発達→エラの張った顔に

ボトックスはエラの張りを落とすために使われます。エラには咀嚼に関係する咬筋が付着しています。両手を頬にあてて、力強くかみしめると膨らむ部分、これが咬筋です。

歯ぎしりはこの咬筋も含めた咀嚼筋が異常に緊張することで起こります。歯ぎしりを毎日続けることで、咬筋が発達し、エラの張った顔になる可能性があります。

あごの骨の成長は大体18歳ごろまでに終了しますので、成人してからエラが気になり出した場合は、骨ではなく咬筋の過剰な発達が原因の可能性があります。

ボトックスと歯ぎしり

咬筋に対してボトックスを注入することで、歯ぎしりを緩和するという方法が出てきています。

エラについている筋肉である咬筋にボトックスを注射し萎縮させます。ボトックスにより咬筋が萎縮し、過度な緊張が緩和され、歯ぎしりがおさまることがあります。見た目にもエラの張りが小さくなります。

今のところボトックス注入は美容を目的とした使用がほとんどで、歯ぎしり改善のために行われることはほとんどありません。

また、顎関節症など他に原因がある場合は、歯ぎしりは一時的に改善したとしても、根本的に解決したわけではないので他の治療も並行して行うほうがよいでしょう。

おわりに

ボトックスは一時的なもので、通常半年から一年で効果がなくなります。

繰り返すことで半永久的に効果を保つ方法もあるようですが、保険適応外なので繰り返すと医療費が嵩みます。

日本では今のところ歯ぎしりに対する一般的な治療方法ではないので、トラブルを防ぐためにも、治療を受ける前に、どこの病院で施術するか、費用がどうなるのか、効果がなくなった後どうするのかなどをよく検討することをおすすめします。

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